Reyernland über Alles!

◎補足プレイング

補足プレイング

『Reyernland über Alles!』のゲームサイトに掲載している問い合わせ用のメールアドレスからMSに送るプレイングの補足です。
使用できる文字数は最大で2000文字。

メールの送信可能期間は、規定プレイングの募集期間と同じ。
〆切を過ぎて到着したメールは、マスタリングの対象から除外します。

補足プレイングのメールの表題は、「【補足】第〇ターンプレイング」(※「」は不要です)とし、メール本文の冒頭に、猟兵の名前とキャラクター番号を必ず記入して下さい。
その上で、規定プレイングの補足を2000文字以内で記述して下さい。

補足プレイングの書き方1(各部隊の具体的な作戦行動方針を記述しないパターン)

エーリッヒ・マンシュタイン(f37911)

A案とB案、どちらを採用すべきか?という議論に関しては、B案を採用すべきであるという意見に賛同します。

史実と異なり、アルデンヌの森林地帯に相当する一帯にも要塞防衛線(アンドレ・ライン)が設けられているのは、たしかにB案にとって不利な点ではありますが、この一帯に張り巡らされたアンドレ・ラインの防御力は決して高いとはいえないものである点、そして、史実と同様、装甲部隊が森林地帯を突破するのは困難なものであると信じられているため、この一帯の防衛に配置されているゴール軍部隊は質量共に決して十分とは言えない点、この2点を考慮すれば、装甲部隊の集中投入によって森林地帯を突破し、連合軍の後背を衝く事は決して不可能ではないと判断します。

また、A案とB案を比較した場合、A案は(現実世界のベルギー西部アントワープにあたる)ヴァノアール付近で、連合軍主力の捕捉を試みるという作戦方針となっていますが、敵軍の司令官の心理としては、すぐ近くに堅固な守りを誇る防御拠点が存在している状況に於いて、敢えて籠城戦ではなく平原での戦いを選択する可能性は低いと云って良いでしょう。ヴァノアールに籠って抵抗を続ける敵軍の排除に時間をかければ、共和国領南部を守る第2軍集団やサクソニア本土から到着する増援部隊によって、首都アストリアス周辺に強力な第2戦線が形成されるのは必至、そうなれば、我が軍の優位が失われるのも時間の問題であると推測します。

これに対し、B案は(現実世界のベルギー中央部~オランダ南部にあたる)メディス~ヘルダーラント間の平原地帯まで連合軍主力を誘い込んだ上で、その後方を遮断して前後から挟撃するとしている点で、A案に比べて敵を取り逃がしてしまう可能性は低くなるものと判断します。
たしかに、B案を採った場合でも、敵軍が要塞都市ヴァノアールに退却し、籠城戦を選択するという可能性はゼロではありません。しかしながら、ヴァノアールのすぐ近くを戦場とする事を想定しているA案と比較すれば、その確率はかなり減少する筈です。また、B軍集団と対峙していた連合軍がA軍集団に後背を衝かれた事に気付いてヴァノアールまでの退却を決断したとしても、メディス~ヘルダーラント間から同市までの間は遮る物のない平原地帯であり、B軍集団の装甲部隊による追撃を食い止めるのは困難なものとなる筈だと考えます。

以上の理由により、私(の猟兵は)B案を採用する事が妥当であると考えます。

親衛隊装甲軍の運用方針に関しては、自動車化歩兵師団から装甲師団への再編成が完了していない状態で、親衛隊の2個師団を作戦に投入する事には反対の立場です。
ただでさえ、親衛隊の部隊は実戦を経験していない兵士が多数を占め、指揮統制の面で問題を生じがちなのですから、そのような中途半端な状態で戦闘に参加した場合、十分な能力を発揮する事は困難でしょう。最悪の場合、史実のアラスの戦い(1940年5月21日、前日に大西洋岸まで到達したドイツ装甲部隊の側面を衝くべく、連合軍が反撃を試みようとして起きた戦闘)におけるSS自動車化歩兵連隊「トーテンコプフ」のように、戦闘に不慣れな新兵達が敵部隊の出現にパニックに陥り、大損害を生じるといった事態が起こりかねないと判断します。万が一、アラスの戦いで発生したような事態が発生したならば、その影響は親衛隊装甲軍のみならず、"金の場合"参加部隊全体に及びかねないものとなるため、この点に関しては、ジーベルト参謀総長に対して強く申し入れるつもりです。

ただし、親衛隊装甲軍は総統閣下肝煎りの部隊であり、「可能な限り、武勲を立てる機会を与えるように」という総統の内々の要望を無下する事は出来ないでしょう。また、親衛隊の将兵は若いだけに将来性のある者が多く、経験を積ませる事で、ライエルン軍の中核を担うような頼もしい部隊に成長させる事も可能であると考えます。守旧的な国防軍の将軍達や門閥貴族派の中には、親衛隊が武勲を立てる事やその軍事能力が向上していく事を苦々しく感じている者も少なくないでしょうが、私(の猟兵)は、この点に関しては、彼らとは一線を画す立場ですので、親衛隊の能力向上はライエルン軍全体にとってもプラスの効果をもたらすものと判断しています。

そのため、もしも、2個師団の装甲師団への再編成作業が開戦に間に合うのであれば、私(の猟兵)は両師団を”金の場合”に参加させる事に対して、何ら異を唱えるものではありません。その場合は、(親衛隊装甲軍の運用に関する総統命令により、アンドレ・ラインでの戦闘に投入する事は出来ませんが)メディスやヴァノアールのような重要な都市の攻略を任せたいと思います。

なお、討議の場に於いて意見を主張するにあたっては、説得力を倍増させ、賛同者を増やす効果を狙っで、ユーベルコード【電撃戦理論】を使用します。

補足プレイングの書き方2(各部隊の具体的な作戦行動方針を、図表を用いて記述するパターン)

エーリッヒ・マンシュタイン(f37911)

A案とB案、どちらを採用すべきか?という議論に関しては、A案が妥当と考えます。

現実世界の欧州大陸と異なり、中央大陸にはイタリア半島に相当する地域が存在せず、イベリア半島に相当する地域も共和国領土となっているため、
ゴール軍は、史実のフランス軍と異なり、イタリアとスペインの軍事圧力に悩まされる事無く、全兵力をライエルン軍の侵攻阻止に投入する事が可能です。
加えて、ゴール陸軍の半ばは、機動力がきわめて低い要塞歩兵師団に編成され、国境線沿いの要塞陣地(アンドレ・ライン)に配備されているとはいえ、
残る半数は、機動兵力としての運用が可能な地点を選んで配置されており、その能力は決して軽視して良いものではないと考えます。

B案には、この点への配慮が不足しているように思えてなりません。
たしかに、A軍集団は7個の装甲師団をはじめとする強力な装甲部隊を要していますが、その側背の守りを担当するのは歩兵主体の部隊であり、装甲部隊の進撃速度に追い付く事は困難でしょう。
史実のアラスの戦い(1940年5月21日、前日に大西洋岸まで到達したドイツ装甲部隊とA軍集団主力との分断を図るべく、連合軍がアラス付近にて反撃を試みた戦い)のような危険な状況が発生する可能性は高いと判断します。
アラスの戦いでは、連合軍間との連絡不徹底により、投入予定だった兵力の約半数しか攻撃に参加出来なかったため、連合軍の反撃は失敗に終わりましたが、
もし、予定通りの兵力で攻撃が実行されていたならば、ドイツ軍の防衛部隊は蹴散らされ、突出した装甲部隊は敵中に孤立していたかもしれません。

以上の観点から、私(の猟兵は)B案をリスクの高い作戦案とみなして反対し、A案の採用に賛成票を投じます。

もしも、討議の結果、B案が採用されてしまった場合には、次善の策として、親衛隊装甲軍をA軍集団に移管し、第1装甲軍の後方を守る任務に就かせる事を意見具申します。
B案を採用した場合、第1装甲軍を中核とするA軍集団の装甲部隊は、ゴール軍第1軍集団の背後を大きく迂回する機動を行う事になり、
その側面や背後を守るためには多数の兵力、それも、装甲部隊の進撃速度に追随可能な機械化部隊が必要となる事が見込まれます。
その点、親衛隊装甲軍であれば、6個師団全てが装甲化されており、第1装甲軍等の進撃スピードにも十分伍していく事が可能でしょう。
ただし、「可能な限り、武勲を立てる機会を与えるように」という総統閣下の内々の要望には背く結果になる可能性が大ではありますが……。
これに関しては、連合軍の野戦軍を殲滅した後に実施される、敵首都の攻略作戦において、市内への一番乗り等の栄誉ある役目を譲る事にしてはどうだろうか?と提案します。

なお、この意見具申が容れられた場合、ジーベルト参謀総長に対し、西方総軍直轄部隊の作戦行動方針に関して、以下のように修正を求めると共に、親衛隊装甲軍の作戦行動に関しては、グロースファウストSD上級少将を通じて、親衛隊作戦本部に、以下の通り、要望を伝えます。

対象となる部隊:西方総軍直轄部隊(親衛隊装甲軍、空軍降下猟兵軍)

攻勢開始地点:ダレンド
全ての戦闘(連合軍側の反撃によって発生する戦闘を含む)に勝利すると仮定した場合の進軍ルート:ダレンド→アイフェル(包囲)→メジエール(制圧)→クリスベルン(包囲)
最終目標地点:クリスベルン

各部隊の具体的な作戦行動方針については、添付ファイルの専用図表をご覧ください。
補足事項は、以下の通りです。

・親衛隊装甲軍の第1ターン第1移動・戦闘フェイズの作戦行動が待機となっているのは、親衛隊装甲軍をアンドレ・ラインへの攻撃に参加させる事を禁止する総統命令に従うためのものです。
・空軍降下猟兵軍の第1降下猟兵軍団の降下作戦は、3個師団全てを同一の橋梁の制圧に投入するため、降下判定のダイス目から-2され、自動成功となります。

※※ご注意ください※※

このプレイング・サンプルでは、『第〇ターンの移動・戦闘で目標都市の制圧に失敗した場合』の作戦行動方針に関して、全ての部隊/ターンについて図表を用いて記述を行っていますが、本来、このような形での記述は絶対に行わなければならないという訳ではありません(必要だと思われる部隊/ターンについてのみ、記述して下さればOKです)。

補足プレイングの書き方3(各部隊の具体的な作戦行動方針を、図表を用いずに文章のみで記述するパターン)

エーリッヒ・マンシュタイン(f37911)

A案とB案、どちらを採用すべきか?という議論に関しては、A案が妥当と考えます。
現実世界の欧州大陸と異なり、中央大陸にはイタリア半島に相当する地域が存在せず、イベリア半島に相当する地域も共和国領土となっているため、ゴール軍は、史実のフランス軍と異なり、イタリアとスペインの参戦に備える必要無しに、全軍をライエルン軍の侵攻阻止に投入する事が可能です。B案は、この点の考慮が不足しているように思えます。たしかに、A軍集団は強力な装甲部隊を要していますが、その側背の守りを担当するのは歩兵主体の部隊であり、装甲部隊の進撃速度に追い付く事は困難でしょう。史実のアラスの戦い(1940年5月21日、前日に大西洋岸に到達したドイツ装甲部隊をA軍集団主力から分断すべく、連合軍が反撃を試みた戦い)のような状況が発生する危険性は高いと判断します。

以上の観点から、私(の猟兵は)B案をリスクの高い作戦案とみなして反対し、A案の採用に賛成票を投じますが、討議の結果、B案が採用された場合には、次善策として、親衛隊装甲軍をA軍集団の後方から進発させ、第1装甲軍の補給線と連絡線を守る任務に就かせる事を意見具申します。この意見具申が容れられた場合、参謀総長に対し、空軍降下猟兵軍の作戦行動方針に関し、下記の修正を求めると共に、親衛隊装甲軍の作戦行動に関しては、グロースファウストSD上級少将を通じて、親衛隊作戦本部に、以下の通り、要望を伝えます。

攻勢開始地点:ダレンド
全ての戦闘に勝利すると仮定した場合の進軍ルート:ダレンド→アイフェル(包囲)→メジエール(制圧)→クリスベルン(包囲)
最終目標地点:クリスベルン

◎空軍降下猟兵軍

【第1ターン】空挺降下フェイズ:橋梁(ダレンド-アイフェル間)に空挺降下を実施(※ 降下猟兵師団3個による降下のため、降下判定のダイス目に-2(=自動成功))。第1移動/戦闘フェイズ:制圧した橋梁にて待機、A軍集団及び後続の親衛隊装甲軍の通過まで橋を確保。
【第2ターン】第1移動フェイズ:橋梁(ダレンド-アイフェル間)から道路外移動によりアイフェルに移動。第1戦闘フェイズ:同市を包囲下に置く。
【第3ターン】第1移動フェイズに、アイフェルから道路外移動によりメジエールに移動。第1戦闘フェイズ:同市を包囲下に置く。なお、第2ターンの連合軍行動フェイズに於いて、連合軍の反撃により、アイフェルからの後退を余儀なくされる戦闘結果が発生した場合は、橋梁(ダレンド-アイフェル間)に後退。その場合は、第1移動フェイズに同地点から道路外移動でアイフェルに移動し、第1戦闘フェイズに於いて、同市への攻撃を実施。

◎親衛隊装甲軍

【第1ターン】第1移動/戦闘フェイズ:待機/待機。(※親衛隊装甲軍のアンドレ・ラインへの攻撃参加を禁じる総統命令に従わねばならないため)第2移動/戦闘フェイズ:ダレンドから道路移動で降下猟兵師団が確保した橋梁を通ってレーヌス川を渡河し、アイフェルまで移動、同市を包囲下に置く。なお、第1ターンの第1戦闘フェイズに於いて、アンドレ・ラインに対するA軍集団の攻撃が失敗した場合は、第2移動/戦闘フェイズもダレンドにて待機。
【第2ターン】第1移動/戦闘フェイズ:アイフェルの包囲を後続のA軍集団部隊に任せ、道路外移動でメジエールに移動、第1装甲軍と共同でメジエールを攻撃(制圧に失敗した場合は、アイフェルに退却)。第2移動/戦闘フェイズ:第1戦闘フェイズの戦闘結果に従い、メジエール又はアイフェルにて再編成を実施。なお、第1ターンの連合軍行動フェイズに於いて、連合軍の反撃によりアイフェルの包囲が解除された場合は、ダレンドへ退却。第1移動フェイズにA軍集団部隊と共に道路移動によりアイフェルに移動するが、第1戦闘フェイズに於ける同市への攻撃には不参加。戦闘の結果、同市制圧に成功した場合は、第2移動フェイズに於いて道路外移動でメジエールに移動し、第2戦闘フェイズに於いて同市を攻撃する。アイフェル制圧に失敗した場合は、ダレンドに退却し、第2移動フェイズに於いて道路移動で再びアイフェルに移動、第2戦闘フェイズに於いて同市を包囲。
【第3ターン(※第2ターンにメジエール制圧に成功した場合)】第1移動フェイズ:メジエールからクリスベルンに道路移動で移動。第1戦闘フェイズ:同市を包囲。第2移動/戦闘フェイズ:クリスベルンの包囲を継続。
【第3ターン(※第2ターンにメジエール制圧に失敗した場合)】第1移動フェイズに於いてアイフェルから道路外移動でメジエールに移動し、第1戦闘フェイズに於いて同市を攻撃(制圧に失敗した場合、アイフェルに退却)。第2移動/戦闘フェイズに於いて、第1戦闘フェイズの結果に従い、メジエール又はアイフェルにて再編成を実施する。

※※ご注意ください※※

このプレイング・サンプルでは、『第〇ターンの移動・戦闘で目標都市の制圧に失敗した場合』の作戦行動方針に関して、全ての部隊/ターンについて図表を用いて記述を行っていますが、本来、このような形での記述は絶対に行わなければならないという訳ではありません(必要だと思われる部隊/ターンについてのみ、記述して下さればOKです)。